社会人4年目までの安定期2番目に勤めた病院は精神科外来のみで生活のリズムを崩すことなく生活できていました。その病院は医者と看護師2人と奥様が時折看護師が休みをもらったりした時に入ってくれたりとした、 本当に家族的?閉塞的?な病院でした。 私にとっては働きやすかったです。 人間関係のわずらわしさもなく、もう一人の看護師さんもいい人で余計な気も使うこともなかったですし。 私が入ったときにいたくらたさんは働き始めて1年半くらいになる頃結婚退職され、 その後入ってこられたあべさんは40歳くらいのとても人のいい看護師さんでした。 このお二人とは引っ越してきた今も時々連絡を取っています('ー'*) ただ精神科の先生に多いのか知りませんが、医者の態度にはこちらがいつも振りまわされていました。 患者さんに謝らなければならない場面も多々あり、そのことに対するストレスは相当のものでした。 それをもう一人の看護師と分け合うことで連帯感が生まれたり、 その事件を乗り越えていけたのだと思います。 この職場を辞めるときにはそれも限界で、先生に疲れたのが辞めるにいたった原因です。 仕事内容は看護師のほかに事務の人がいたわけではないので、 受付事務もやってました。 難しい点数の計算はパソコンに任せられるけど、 毎回きちんと打ち込まないといけないので大変でした。 保健証が月の途中で変わっていても気付かないで翌月に請求すれば、 保健証を確認してください! って請求書を返されたりするし。 (だから必ず月に1度確認させていただくんですけど・・・) 精神科に受診していると、『精神福祉法32条』の申請によって医療費負担が0.5割になる制度が利用できます。 普通保健証を使っての受診はその保健証にもよりますが、大抵医療費は3割です。 この申請はかかっている医者にその都市の指定用紙に記入してもらい、 それを住んでいる市役所に提出します。 だいたい1~3ヶ月程度で審査結果が出ます。 開始日は大抵申請日になりますので、 さかのぼっての適応となるため返金が出てきます。 この作業も大切なものです。 (だって患者さんにとって返金はありがたいものですものね。) 有効期限は2年間で、切れる前に大抵継続の申請を行うようにしています。 申請には診断書料も必要となるため、もし考えられるようでしたらその病院に確認をされてください。 もちろん、みなさんが申請が通るわけでもないので、医師が判断されると思います。 受診されている医師に相談されてください。 精神的疾患ってやはり長く付き合っていかなければならない人もいます。 薬も多く飲む必要があるときもあり、医療費が生活を圧迫します。 そうした時この制度を利用されると随分楽になりますね。 そのほかにも『精神障害者福祉手帳』を持っていて日常生活に優遇されるものもあります。 私の働いていた病院では統合失調症で長期治療が必要な方が持っていたように思います。 統合失調症などで働くことが困難な場合、『障害者年金』をもらうこともできます。 『生活保護』を受けている人もいました。 やはり働くのがきつかったりするため、ほかに頼る身内がいない場合これを利用するほかないからだと思います。 これも定期的に市から送られてくる『医療要否意見』という診断書のようなものを書いて提出していました。 このようなものを新規・継続申請を忘れずに行っていくのも仕事の一つでした。 確かにこのような制度は勉強したけれど、頭の片隅にある程度で、 実際の手続きの方法などはここにきて直に学びました。 知らなければ使うことも患者さんに勧めることもできない、 そのような制度がたくさんあるんだと知りました。。。 電話の応対ももちろん、受付での対応もしました。 精神科は特に言葉のひとつひとつに気をつけないので、 (本当はそんなことは関係なく、どの患者さんに対してきちんとした対応をしなければならないのですが) 言葉使い回しを随分勉強させられました。 どうやったら相手の心に伝わるのか・・・ そんなことには気をつけていました。 これは職場が変わった今でもこのとき考えて話していたこと、 勉強したことが役に立っていると思います。 ただ自分の場合、病気もあるのか、思っていることをすぐに言葉に出すことは苦手で、 役所などに電話する時には要点が伝わっているだろうかといつも不安でした・・・(・ω・`) くらたさんが辞め、あべさんに仕事を教えつつ自分が仕事を仕切っていく時には、 そのストレスで一度だけはっきりとした右手・右頬のしびれがありました。 このときはさすがに発作が起きる! と思いましたが、もう帰宅していたのでゆっくりと横になっていたら、 痺れは解消しました。 それ以後は発作もなく、安定していました。 途中看護学校のときから4年ほど付き合っていた人と別れましたが、 その時は何もなかったですね( ̄▽ ̄;A まあ、別れても1年ほどは会ったり、一緒にドライブしたりしていたから別れたという実感もなかったからかもしれません・・・ そして1年くらい経つと彼は別の県に進学の為引越ししていつも会う状況ではなくなり、 彼女さんもできてそれからはたまに連絡を取ったりはしていますが、 それは友達の範囲内です。。。 ジャンル別一覧
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